2018.05.16
Oracle Parameter Template
目次
- 1. 基本情報
- 2. 注意
- 3. 関連情報
- 4. 外部参照
基本情報
パラメータ情報
Syntax : _OPTIM_PEEK_USER_BINDS 設定方法 : Parameter File ALTER SYSTEM SET “_OPTIM_PEEK_USER_BINDS” =
バージョンとデフォルト 9iR2 : TRUE 10gR1 : TRUE 10gR2 : TRUE 11g : TRUE
説明
Bind Variable Peeking(以下BVP。バインド変数のぞき)機能を有効にするかどうかを決定します。BVPとBind変数を含むSQL文の最適化を実行するとき、Bind変数が指す値を参照することを意味します。
Oracleは、BVPを介してSQL文が実行される当時のBind値を利用するので、最適な実行計画を策定することができます。
注意
Bind Variable PeekingとExplain Plan
BVPを使用する場合、Explain Planステートメントを介して確認した実行計画(Execution Plan)が、実際の運用環境では、適用されないことがあります。Explain Planステートメントでは、BVPが適用されないため、BVPが適用されたランタイムの実行計画とは異なる実行計画を報告する可能性があります。
もし、テスト環境では正常に実行されたSQL文が実行時に遅い傾向が見られるなら一次的にBVPによるサイドエフェクトがないか検証してなければならなりません。ランタイムの実行計画は、V$ SQL_PLANビューで確認可能です。
関連情報
1. COMMIT_WRITE パラメータ
外部参照
1. Oracle 11g Performance Tuning Guide
