catch-img

OPEN CURSORS - 日本エクセム株式会社 Oracleパラメータ


目次[非表示]

  1. 1.基本情報
    1. 1.1.Parameter情報
    2. 1.2.説明
  2. 2.注意
    1. 2.1.大きいサイズのOPEN_CURSORSの値とShared Pool Fragmentation
  3. 3.関連情報

基本情報

Parameter情報

Syntax:OPEN_CURSORS
設定方法:・Parameter File
     ・ALTER SYSTEM SET OPEN_CURSORS = 100;
バージョンとデフォルト
9iR2 : 50
10gR1: 50
10gR2: 50	
11g  : 50	


説明

 一つのProcessがOpen可能な最大Cursor数を指定します。この値は、Processが必要とするすべてのCursorをOpenするのに十分大きくなければなりませんが、かと言って過度に多くのCursorがOpenされることで、不要なメモリを使用する事ない程度にする必要があります。

注意

大きいサイズのOPEN_CURSORSの値とShared Pool Fragmentation

 Oracle10gの以前のバージョンでは、PL/SQLのオブジェクトのCacheスペースがOPEN_CURSORSパラメータで指定されました。このため、特定のバージョンや環境で過度に高いOPEN_CURSORSパラメータの値により、Shared PoolがFragmentationされている現象が報告されています。この場合、ORA-4031エラーが発生することがあります。このような現象が発生した場合には、OPEN_CURSORSパラメータの値を1000以下に設定する必要があります。

 Oracle10gからのPL/SQLオブジェクトのCacheがSESSION_CACHED_CURSORSパラメータで指定されます。したがって、以前のような問題は発生せず、以前のバージョンと同じ高いOPEN_CURSORSパラメータの値は不要です。


関連情報

1.SESSION_CACHED_CURSORSパラメータ
2.V$ OPEN_CURSORビュー
3.ORA-4031エラー


CONTACT

他社に頼らず自社でデータベースを監視・運用をしませんか?
MaxGaugeがサポートします

お役立ち資料は
こちらから

不明点がある方は、
こちらからお問い合わせください

お電話でのお問い合わせはこちら

平日 10時~18時

人気記事ランキング

タグ一覧