MaxGaugeのプロセス

MaxGauge機能紹介

ここまで MaxGauge の機能を順に紹介してきました。最後に、MaxGaugeの動作環境、およびOracle関連情報を紹介していきます。

MaxGaugeの特徴は、Oracleデータベースで実際に稼働したセッション、SQLの明細を秒単位でスナップショットとして記録しておくことで、「何時、何分、何秒」になにが起きていたのかの状況把握や、どのSQLが原因で問題が起きていたのかの原因調査を行い対応することができるようになることです。
データベース運用者だけでなく、開発者もご利用いただけ、開発・運用の効率化、スピードアップを図れます。

■MaxGaugeのプロセス

MaxGaugeの動作に必要なプロセスは以下となります。

  ●MaxGaugeサーバ

  •  PlatformJS : MaxGaugeのWEBアプリケーションサーバのサービス
  •  DataGather Master: MaxGaugeのデータを管理する機能の管理用サービス
  •  DataGather Slave1 :  MaxGaugeのデータを管理する機能の作業用サービス

DataGatherは、Master、Slave構成で動作します。Masterは、リポジトリDBのパーティション管理やSlaveの状態管理などを行います。Slaveは、監視対象サーバから送信されている監視データをリポジトリDBに登録が主な役割です。
1個のMasterに対してSlaveを複数設置してSlaveの負荷を軽減することも出来ます。

●監視対象サーバ

  •   RTS : 監視対象のORACLEデータベースより監視データを収集するプロセス 

  •   SNDF: MaxGaugeサーバとの通信が出来ない場合に監視データを管理するプロセス

  •   OBSD :  RTS、SNDFプロセスを監視するプロセス 

監視対象サーバからMaxGaugeサーバに対して監視データを送信出来ないときSNDFプロセスは収集した監視データを監視対象サーバのローカルディスクに一時的蓄積します。
MaxGaugeサーバとの通信が復旧すると一時的に蓄積された監視データを順次MaxGaugeサーバへSNDFプロセスが送信します。SNDFは、デフォルトで1GBまで監視データを一時的に蓄積します。
OBSDは、RTS、SNDFプロセスが使用するCPU、メモリを監視します、設定されたCPU、メモリの閾値を超過した場合、OBSDはRTSもしくはSNDFプロセスを再起動します。
また、OBSDは、RTS,SNDFプロセスの有無を監視します、通常の停止以外でプロセスが停止した場合、異常と判断してOBSDは、RTSもしくはSNDFを起動します。

■MaxGaugeサーバのサービス起動/停止

MaxGaugeサーバのサービスの起動/停止手順を紹介します。(RHEL6系)

●起動手順

service コマンドで以下の順にサービスを起動します。

  •  postgresql-9.4

  •  mfo-dg-master 
  •  mfo-dg-slave1
  •  mfo-platformjs 

●停止手順

service コマンドで以下の順にサービスを停止します。

  • mfo-platformjs

  • mfo-dg-slave1

  • mfo-dg-master

  • postgresql-9.4 

図1-1

■MaxGaugeサーバのサービス起動/停止

MaxGaugeサーバのサービスの起動/停止手順を紹介します。(RHEL7系)

●起動手順

systemctl コマンドで以下の順にサービスを起動します。

  •   postgresql-9.4

  •   mfo-dg-master 
  •   mfo-dg-slave1
  •   mfo-platformjs 

●停止手順

systemctl コマンドで以下の順にサービスを停止します。

  • mfo-platformjs

  • mfo-dg-slave1
  • mfo-dg-master     
  • postgresql-9.4

図2-1

■MaxGaugeサーバのサービス起動/停止

MaxGaugeサーバのサービスの起動/停止手順を紹介します。(Windows)

●起動手順

以下の順にサービスを起動します。

  •  postgresql-x64-9.4
  •  Exem_DGServer_M
  •  Exem_DGServer_S1
  •  Exem_PlatformJS(8080)

●停止手順

以下の順にサービスを停止します。

  • Exem_PlatformJS(8080)
  • Exem_DGServer_S1
  • Exem_DGServer_M
  • postgresql-x64-9.4

図3-1

■監視対象サーバ MaxGaugeエージェントの起動/停止

監視対象サーバ(Oracle)に設置したMaxGaugeエージェントの起動/停止手順を紹介します。(Linux)

●起動手順

OS:maxgaugeユーザで、rtsctl コマンドを実行して起動します。

rtsctl start

●停止手順

OS:maxgaugeユーザで、rtsctl コマンドを実行して停止します。

rtsctl stop

●エージェントのステータス確認

OS:maxgaugeユーザで、rtsctl コマンドを実行してステータスを確認します。

rtsctl status

MaxGaugeエージェントが起動中の場合、RTS、SNDF、OBSDの各ステータスは、「status = RUNNING」と表示されます。
各プロセスが停止中の場合、「<プロセス名> for <CONFNAME> does not exist.」と表示されます。

図4

■監視対象サーバ MaxGaugeエージェントの起動/停止

監視対象サーバ(Oracle)に設置したMaxGaugeエージェントの起動/停止手順を紹介します。(Windows)

●起動手順

MaxGaugeエージェントの各サービスを起動します。

  • MaxGauge RTS <インスタンス名>
  • MaxGauge SNDF <インスタンス名>
  • MaxGauge OBSD <インスタンス名>

●停止手順

MaxGaugeエージェントの各サービスを停止します。

  • MaxGauge OBSD <インスタンス名>
  • MaxGauge SNDF <インスタンス名>
  • MaxGauge RTS <インスタンス名>

図5

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