
gc cr/current block congested - 日本エクセム株式会社 Oracle待機イベント情報
目次[非表示]
- 1.基本情報
- 2.待機パラメータと待機時間
- 3.チェックポイントとソリューション
- 3.1.LMSの遅延理由と解決策
- 4.豆知識
基本情報
gc cr/current block congestedイベントはgc cr/current requestイベントのFixed-upイベントで、ホルダーのノードからブロック画像を転送される過程で、混雑による遅延が発生したことを意味します。 gc cr/current requestイベントがgc cr/current block congestedイベントに変更された流れは、以下の通りです。
待機パラメータと待機時間
待機パラメータ
gc cr/current block congestedイベントなどFixed-upイベントは、P1、P2、P3の値が別途付与されず、Placeholderイベント(ここではgc cr requestイベント)と同じ値を持つものと解釈すればよいのです。
待機時間
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チェックポイントとソリューション
LMSの遅延理由と解決策
LMSプロセスが要求メッセージを確認する過程で遅延(1ms以上)が発生する理由と解決策は、以下の通りです。
豆知識
RACのContention&Congestion
RACで競合(Contention)と混雑(Congestion)という二つの用語が意味するところを正確に理解する必要がああります。「競合」は、ホルダーノードのLMSプロセスがブロックを処理する過程で競争による遅延が発生したことを意味するものであり、「混雑」は、ホルダーノードのLMSプロセスが要求メッセージを処理する過程、すなわちブロックを処理する直前の過程で遅延が発生したことを意味します。この二つの現象は、多くの場合、同時に発生しますが、場合によっては、互いに無関係に発生します。二現象の共通点と相違点をもう一度整理すると以下の通りとなります。