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神保町テック便り : 新製品リリースします

こんにちは、日本エクセム株式会社@製品担当です。
このたび新たに、当社の製品や技術に関する情報をお届けするブログ「神保町テック便り」をスタートしました。
私たち日本エクセムは、東京・神保町の近くに拠点を構えるソフトウェア企業です。これまでも企業のITインフラやデータベース環境を支える製品を提供してきましたが、このブログでは 最新の製品ニュースや開発の裏話、技術的なコラム を、開発担当の視点から分かりやすく発信していきます。

目次[非表示]

  1. 1.さっそくですが新製品のお知らせです!
  2. 2.exemONE ってどんな製品?
  3. 3.私たちが考える「可観測性(オブザバビリティ)」とは?
  4. 4.最後に


さっそくですが新製品のお知らせです!

現在、当社では新たな統合管理プラットフォーム「exemONE(エクセム・ワン)」のリリースに向けて準備を進めています。
exemONE は、システム全体の可視化と分析、そして「可観測性(オブザバビリティ)」の向上を支援する次世代の製品です。
オンプレミス環境はもちろん、クラウドやコンテナといった多様な構成にも対応し、システムの状態や内部で起きている事象を多面的に捉えることができます。リリースは2025年秋を予定しておりますが、先行して7月に、データベースレイヤのモニタリングに特化した「データベースエディション」のリリースを計画しています。

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exemONE ってどんな製品?

本ブログでも順次詳しく取り上げていきますが、ざっくり言うと:

  • OS、ネットワーク、アプリケーション、コンテナ、データベースのメトリック・ログ・トレースを統合的に収集・表示
  • ダッシュボードで自由に可視化、利用者の視点にあわせて構成可能
  • 複数レイヤーの相関分析により、システム全体の異常の原因を迅速に特定
  • オンプレ・クラウド・コンテナなど多様な環境に対応
  • MaxGaugeのDB監視技術を継承し、深い性能分析とフルスタックの可観測性を両立

といった特長を備え、IT運用の効率化やトラブル時の迅速な対応を支援します。
また、EXEM が長年培ってきたデータベースモニタリングの技術を核に据えつつ、対象領域をアプリケーションやインフラ全体にまで拡張。
単なる監視にとどまらず、システムの状態や相互作用を多角的に把握できる「可観測性(オブザバビリティ)」の実現を目指しています。
これにより、異常の兆候を早期に察知し、根本原因の迅速な特定と対応を可能にします。


私たちが考える「可観測性(オブザバビリティ)」とは?

システムの安定運用には、トラブルの「早期発見・迅速対応」が欠かせません。その鍵を握るのが「可観測性(オブザバビリティ)」です。
私たち日本エクセムは、**「どのような状況でも、システムの状態を正確に理解し、説明できること」**を可観測性の本質と捉えています。これは、単なる「監視(モニタリング)」とは異なり、なぜ問題が起きているのかを深く理解し、適切に対処するための力でもあります。

そして、私たちはこうも考えています。


👉 「ツールだけでは、可観測性は実現できない」 と。


可観測性の実現には、ツールによるデータの収集や可視化だけでなく、次のような組織的・継続的な取り組みが不可欠です:

  • システム全体の構成や関係性を理解しようとする姿勢
  • 日常的にデータを観察し、気づきを共有する文化
  • 分析結果をチームで活用し、改善につなげる仕組み
  • トラブルが起きたときのふりかえり(ポストモーテム)

exemONE は、こうした「可観測性を実現するための取り組み」を後押しするツールです。

データベースに強みを持つ私たちだからこそ提供できる深い分析と、OS、ネットワーク、アプリケーション、コンテナまでを含む広い視野で、システム全体を広い視点で把握できる環境づくりを支援します。



最後に

次回以降は、exemONE の各機能や活用シーンなどを少しずつご紹介していきます。
どうぞ今後の「神保町テック便り」にご期待ください!



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