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Library cache: mutex X - 日本エクセム株式会社 Oracle待機イベント情報


目次[非表示]

  1. 1.基本情報
  2. 2.チェックポイントとソリューション

基本情報

 Oracle11gは、Library Cacheへのアクセスを同期するためにlibrary cache latchを代わりにMutexを使用します。

 以下のようにLatch Nameを参照してみると、もはやlibrary cache latchは存在しないことがわかります。

UKJA@ukja116> select name from v$latchname where name like '%library cache%';

NAME
------------------------------
library cache load lock

 同時に多数のユーザーがLibrary Cacheにアクセスするときは、Mutexによる競合現象が発生することがあり、この過程でlibrary cache:mutex X 待機やlibrary cache:mutex S 待機現象が発生します。


チェックポイントとソリューション

 Library cache mutexは、library cache latchの代わりにするので、基本的な発生の理由は同じです。Library Cacheの過度の同時アクセスが根本的な理由です。同時実行を減らすか、またはParse回収を減らさなければなりません。

 異常library cache:mutex X 待機の解決策は、まだ知られていません。MetalinkのBug Databaseを使用して、適切なPatchが存在するかを確認しなければなりません。

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