
Enhanced I/O Statistics - 日本エクセム株式会社 Oracle 技術情報
SQLチューニングのためには、そのSQLがどのように動いていて、データベースにどのように影響しているのか、を把握する必要があります。『MaxGauge』があれば簡単に状況が把握でき、適切なSQLチューニングができるようになります。
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基本情報
Oracle11gのOS情報をインポートする機能が多く追加されました。もちろんOracle10gでもCPU情報はインポートすることができましたが、11gでそれよりも多くのI/OとNetwork情報が追加さました。
OS情報
V$OSSTAT
10gにもあったビューに対して、Network情報が追加されました。
ディスクI/O
Oracleを使用するうえで最も必要なディスク情報は、応答時間とディスクキューの長さです。11gでは、これらの情報をconsumer group、database file、database function別single、multiblick read/writeに対してそしてi/o call数と応答時間と待機キューの数を示します。
V$ IOSTAT_CONSUMER_GROUP
このテーブルは、resource managerが有効になっているときにそしてresource consumer group
が設定されているときresource consumer groupごとのi/o情報を表示します。
V$ IOSTAT_FILE
これは、database fileごとにIO情報を示すビューです。
file typeは、Control File、Flashback Log、Data Pump Dump File、Temp File、Other、Log File、Data File Incremental Backup、Archive Log Backup、Data File Copy、Archive Log、Data File Backup、Data Fileに分かれて表示される。
V$ IOSTAT_FUNCTION
Database functionごと/IO情報を示してくれます。Database Functionは、RMAN、XDB、Data Pump、Direct Reads、Direct Writes、Buffer Cache Reads、LGWR、ARCH、DBWR、Streams AQ、Others、Recoveryに区分されて表示されます。
NETWORK情報
networkもI/Oと同じ方法でapplication別networkの応答時間などの情報を表しています。
V$ IOSTAT_NETWORK
現在のテストシステムのClientは、RMANと、PL/SQL二つだけです。以上がoracle11gで新たに追加されたOSのリソースの監視情報となります。バージョンが上がるほどOracleは、監視を行うことができる情報を得ること増やしており、また、DB内に集中する情報を表示している。現在までに、CPU、Memory、I/O、NETWORKについての情報が表示れれてきている。しかし、Memoryの部分においてはphysical memoryのサイズだけを示していますが、今後のswapやpageの情報も併せて表示しているものと考えられます。
SQLチューニングのためには、そのSQLがどのように動いていて、データベースにどのように影響しているのか、を把握する必要があります。『MaxGauge』があれば簡単に状況が把握でき、適切なSQLチューニングができるようになります。
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