
DISABLE LOGGING - 日本エクセム株式会社 Oracleパラメータ
目次[非表示]
- 1.基本情報
- 1.1.Parameter情報
- 1.2.説明
- 2.注意
- 2.1.パラメータの限界
- 2.2.Import/ Direct Loadとの関係
- 2.3._DISABLE_LOGGINGテスト
- 3.関連情報
基本情報
Parameter情報
説明
Redo Bufferの内容をRedo Logに記録するかどうかを指定します。もしFALSEに値を指定すると、記録が行われません。Import作業がDirect Load操作のパフォーマンスを向上させるために使用されている場合があります。しかし、データ整合性と回復(Recovery)に影響を与えることができるので、お勧めしません。
注意
パラメータの限界
_DISABLE_LOGGINGパラメータはRedo Logに記録されている作業だけ制御します。値をFALSEに指定しても、次のような作業はまだ行われます。
つまり、Redo Logに記録する実際のI/O操作だけが行われないだけで、その他のRedoに関連するすべての作業はすべて行われます。したがってRedo Bufferのサイズが大きい場合に特に有利となります。Redo Bufferのサイズが大きければそれだけLog Switchの発生が減少しCheckpointが行われないからです。
Import/ Direct Loadとの関係
大量のデータをロードする場合_DISABLE_LOGGINGパラメータを使用することなく、Direct Loadを使用することが望ましい方法です。Direct Loadを使用している場合、Redoデータの記録をしていないため、パフォーマンスを劇的に向上させることができます。
Direct Loadを使用することができない一般的なImportの場合には、_DISABLE_LOGGINGパラメータが助けになります。しかし、この場合でも、最後の方法として残しておくのがよい方法です。使用可能な方法は、以下の通りです。
_DISABLE_LOGGINGテスト
上記の二つの結果を比較してみると、_DISABLE_LOGGINGがTRUEである場合には、redo sizeとredo writesはほとんど似ていますが、redo blocks written値が著しく小さいことが確認できます。このテストの結果は、Redoデータを生成して記録する作業自体は同じですが、「実際にディスクに記録」する作業だけで違いがあることを示しています。