2022.12.23
Performance Analyzer(30)~Perfomance Analyser分析機能紹介19~
MaxGauge機能紹介
MaxGauge Performance Analyzerは、Oracleデータベースの稼働状況を事後分析できるツールです。
MaxGaugeの特徴は、Oracleデータベースで実際に稼働したセッション、SQLの明細を秒単位でスナップショットとして記録しておくことで、「何時、何分、何秒」になにが起きていたのかの状況把握や、どのSQLが原因で問題が起きていたのかの原因調査を行い対応することができるようになることです。
データベース運用者だけでなく、開発者もご利用いただけ、開発・運用の効率化、スピードアップを図れます。
MaxGauge Performance Analyzerは、性能および障害分析を簡単にできるようにしていきます。
今回も引き続き、 Performance Analyzerの分析機能を紹介していきます。
■MaxGauge構成
MaxGaugeは、3階層のレイヤーで構成されています。
Databaseサーバー: 監視・情報収集対象のデータベース
MaxGaugeサーバー: DBより取得した情報の収集・蓄積、および分析画面を行うWAS機能を持つ
Users(クライアントPC): 分析者の端末
■MaxGauge構成詳細
〇ターゲット DBサーバーレイヤー
データベースサーバーへ、エージェントを設置します。
エージェントは、OS情報、データベース指標、セッション、SQL情報を取得し、MaxGaugeサーバーへ送信します。
また、何かしらの理由でMaxGaugeサーバーへデータが送信できない場合、一時的に情報を保存し、
復旧後再送信する仕組みも用意されています。
〇MaxGaugeサーバーレイヤー
情報収集、および分析画面提供の機能を持ちます。構成要素としては以下となります。
Gather:データベースサーバーエージェントより情報受け取る機能です。
また、受け取った情報は、PostgreSQL(デフォルト)に格納します。
OS情報を、データベースサーバー上のエージェントから取得します。
■サポート環境
MaxGauge for Oracle 稼働のためのサポート環境となります。
■収取データ
MaxGauge for Oracle で取得する情報の種類、および収集頻度となります。
※収集頻度、収集対象などは、MaxGauge管理画面から変更が可能です。
■必要リソース
MaxGauge for Oracle 稼働のための必要リソースとなります。
※監視対象のデータベースの規模、台数に合わせ、必要リソースのサイジングをお願いします。