2021.12.06
実行されたSQLの検索方法
1. 概要
紹介する手順は、以下のような場面で活用することが出来ます。
- 特定のスキーマから実行されたSQLを確認したい
- 特定のプログラム名から実行されたSQLを確認したい
- テーブル名やカラム名など、SQL文の一部を条件にSQLを検索したい
- SQLの実行時間が平均n秒以上のSQLを検索したい
ヒント調査したいSQLが見つかったら、「SQL ID」 をメモしてください、「SQL ID」 は Oracleが割り当てたSQLを認識する固有のIDです。
IDは、SQL文を変更するとSQL IDも変更されます。
特定のSQLを調査する場合、「SQL ID」を検索条件に検索すると便利です。
2. 実行されたSQLの検索方法
2.1. 調査方法
1. [PERFORMANCE ANALYZER]画面に遷移します
[Realtime Monitor]画面の右上部[PERFORMANCE ANALYZER]ボタンをクリックして[Performance Analyzer]画面を表示します。
2. [推移分析][SQLリスト]画面に遷移します
- [Performance Analyzer]の画面左メニューから[推移分析]をクリック
- 画面上段メニューの[SQLリスト]をクリックします
3. 特定の条件で検索
- 実行されたSQLのスキーマ名、プログラム名、モジュール名 で検索する場合は、 ① の条件を指定して[検索]します。
- SQLの平均実行時間が n 秒以上のSQLを検索する場合は、 ② に検索条件の秒数を指定して[検索]します。
- SQL文の一部で検索する場合は、 ③ のテキストボックスに 検索したい文字列を入力して[検索]します。
例) SQL文の一部に 「USER」を含むSQLを検索する場合は、 「%USER%」 と入力します。
4. 検索結果
検索条件を入力して[検索]ボタンをクリックすると検索結果が表示されます。
- 条件に一致したSQLの実行統計が表示されます。実行統計はMaxGaugeが収集したSQLの実行情報を10分単位で集計した結果になります。
(MaxGaugeは、0.05秒間隔で実行中のSQLの情報を収集して10分単位で集計しています) - 選択された行のSQL文が表示されます。