2022.08.05
Performance Analyzer(20)~Perfomance Analyser分析機能紹介9~
MaxGauge機能紹介
MaxGauge Performance Analyzerは、Oracleデータベースの稼働状況を事後分析できるツールです。
MaxGaugeの特徴は、Oracleデータベースで実際に稼働したセッション、SQLの明細を秒単位でスナップショットとして記録しておくことで、「何時、何分、何秒」になにが起きていたのかの状況把握や、どのSQLが原因で問題が起きていたのかの原因調査を行い対応することができるようになることです。
データベース運用者だけでなく、開発者もご利用いただけ、開発・運用の効率化、スピードアップを図れます。
MaxGauge Performance Analyzerは、性能および障害分析を簡単にできるようにしていきます。
今回も引き続き、 Performance Analyzerの分析機能を紹介していきます。
■パワー比較 – モジュール比較
特定モジュール(最大5個)の性能低下時、以前の時点の実行履歴と比較する機能を提供します。
〇比較結果概要
モジュール実行時間および該当モジュールで実行したSQLの実行回数観点で
二区間を比較した情報を表示します。
・Elapsed Time(Sec) : モジュール別CPU時間と待機時間情報を表示します。
・Executions : モジュール別SQL実行回数を表示します。
〇比較分析
・二区間の全体応答時間の差を表示します。
・Base区間対比応答時間の差が大きい上位10 SQL IDを表示します。
〇SQL情報
比較分析で選択した(棒グラフクリック)SQLに対する情報を表示します。
〇SQL指標比較
比較分析で選択した(棒グラフクリック)SQLに対する主な性能情報を比較します。
〇SQL待機時間比較
比較分析で選択した(棒グラフクリック)SQLに対する1回実行時の待機時間を比較します。

■パワー比較 – プログラム比較
〇比較概要
プログラムの走行時間および該当プログラムで実行したSQLの実行回数観点で
二区間を比較した情報を表示します。
・Elapsed Time(Sec) : 該当プログラムに対する区間別CPU時間と待機時間情報を表示します。
・Executions : 該当プログラムに対する区間別SQL実行回数を表示します。
〇比較分析
・二区間の全体応答時間の差を表示します。
・ベース区間対比応答時間の差が大きい上位10 SQL IDを表示します。
・比較分析画面
〇SQL情報
比較分析で選択した(棒グラフクリック)SQLに対する情報を表示します。
〇SQL指標比較
比較分析で選択した(棒グラフ クリック) SQLに対する主な性能情報を比較します。
〇SQL待機時間比較
比較分析で選択した(棒グラフクリック)SQLに対する1回実行時の待機時間を比較します。

■パワー比較 – ピークタイム比較
性能低下期間発生時、以前の日時の該当時点と比較する機能を提供します。
〇比較概要
待機時間とアクティブユーザーセッション性能指標に対して時間別比較情報を表示します。
・合計待機時間タブ: ピーク日別比較日時に対する時間別合計待機時間を比較します。
・アクティブユーザーセッションタブ: ピーク日別比較日時に対する時間別平均アクティブユーザーセッション数を比較します。
〇待機時間比較分析 ・ピーク日別比較ごとに対する特定時間帯の待機時間比較分析を行う機能を提供します。

■パワー比較 – トレンド比較
主要指標を中心にトレンドの比較分析機能を提供します。
〇比較概要
主要指標を縦で並べることで、同じ時間帯での相互関係を確認します。
更に細かい分析が必要な場合は、対象時間帯のマウス選択
(ドラック&ドロップ)することで、詳細比較(下記)画面へ遷移します。
〇詳細比較
比較的短い時間帯での詳細比較を行います。特定時刻へ選択又は移動することで、
縦軸の選択ラインが引かれ、選択された時点の各指標の値と秒単位のアクティブ
セッション情報を確認します。
・上段部で主要指標の推移を確認します。
・中段部で選択された指標の推移を確認します。
・下段部で選択された時刻でのアクティブセッションを確認します。

