
Oracle SQLチューニング(第51回)「 画面PAGINATION処理する時これは守ろう 」(5/7回)
今回のOracle SQLチューニングは、「 画面PAGINATION処理する時これは守ろう 」の第5回目です。
「 NESTED LOOPS JOINを使おう 」をお送りします。
それでは早速はじめましょう。
13.4 NESTED LOOPS JOINを使おう
[ Hash Join ] は、Hash Map を作成した後に一括処理を行う[ 結合方式 ]です。
そのため、毎件ごとに次々と処理を行う方式ではなく、効率的なページ処理(部分範囲処理)を行うことができません。
効率的なページ処理を実行するためには、テーブル間結合方式として Driving Table で抽出したデータを次々と処理することができる [ Nested Loops Join ] を選択するべきでしょう。
但し、業務の性質から部分範囲処理が行えない場合には、Hash Join を実行することも選択肢となり得ます。
そのような場合には、ページ処理ではない『 他の改善策 』を考慮しておく必要があるでしょう。
次回のブログは「画面PAGINATION処理する時これは守ろう 」の6回目です。
それでは See you next time!!