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ARCHIVE LAG TARGET - 日本エクセム株式会社 Oracleパラメータ


目次[非表示]

  1. 1.基本情報
    1. 1.1.Parameter情報
    2. 1.2.説明
  2. 2.注意
    1. 2.1.大きいサイズのLog Fileとの関係

基本情報

Parameter情報

Syntax:ARCHIVE_LAG_TARGET=1800
設定方法:・Parameter File
     ・ALTER SYSTEM SET ARCHIVE_LAG_TARGET = 1800
バージョンとデフォルト
9iR2  : 0
10gR1 : 0	
10gR2 : 0	
11g   : 0	


説明

 ARCHIVE_LAG_TARGETパラメータの本来の目的は、Standbyデータベース構成時Redo Logの内容を同期させるためにLog Switchをどのくらいの頻度するかを決定することです。仮にこのパラメータの値を1800(30分)に設定すると、Oracleは30分ごとに強制的にLog Switchを発生させることでPrimaryデータベースとStandbyデータベースを完全に同期させます。つまり、StandbyデータベースのAvailabilityを高める目的で使用されます。


注意

大きいサイズのLog Fileとの関係

 ほとんどのシステムでは、OLTPとDWHが混在しています。これにより、Log Fileサイズの問題が浮上してきます。

・OLTPでは相対的に小さいサイズのLog Fileが好まれます。大きすぎるサイズのLog FileはLog Switchを遅延させることで
 Backup/Recoveryポリシーを決定する混乱を与えることになります。
・DWHでは相対的に大きいサイズのLog Fileが好まれます。データをLoadする過程で、多くのRedoデータを生成するので、
 Log Fileのサイズが小さい場合Log Switchが過度に頻繁に発生することになります。

 ARCHIVE_LAG_TARGETパラメータを使用すると、この問題を解決することができる。

・DWHのLog Switchが頻繁に発生していないほど大きなサイズのLog Fileを使用します。
・ARCHIVE_LAG_TARGETパラメータの値を適切に指定(例えば30分)して、Log Switchが希望する時間内に発生するように指定します。

 Oracleは、基本的にはIncremental Checkpointingを実行するため、大きなサイズのLog FileによるCheckpoint遅延は発生しません。したがって、大きなサイズのLog Fileを使用することにおいて、パフォーマンスの問題はほとんどない判断して問題はありません。

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