2018.11.28
LOG BUFFER
目次
- 1. 基本情報
- 2. 注意
- 3. 関連情報
- 4. 外部参照
基本情報
パラメータ情報
Syntax : LOG_BUFFER 設定方法 : ・Parameter File
バージョンとデフォルト 9iR2 : 10gR1: 10gR2: 11gr1:
説明
Redo Bufferのサイズを決定します。
注意
Redo BufferサイズとASMM
Oracle 10gのから導入されたASMM(Automatic Shared Memory Management)機能は、Oracle SGAのサイズを動的に管理する役割を提供します。しかしRedo Buffer、Keep Cache、Recycle Cacheは、複数のブロックサイズによるCacheなどの大きさは、ASMMの領域に属していません。したがってRedo Bufferの大きさは、まだLOG_BUFFERパラメータを利用して手動で指定する必要があります。
10g R2でのRedo Bufferサイズの計算
Oracle10g R2からfixed SGA領域とRedo Buffer領域が統合されました。このような理由から、fixed SGA領域で使用し、残りの一部のメモリ領域がRedo Bufferに追加されます。SGAのメモリユニットは、Granuleのに、Granuleで書いて、残りのメモリがRedo Buffer領域として認識されているものです。つまり、Redo Bufferの大きさがLOG_BUFFERに指定したサイズよりも少し大きい大きくなる場合が発生します。次の例を見てみましょう。
SQL> SELECT* FROM v$ version; Oracle Database10g Enterprise Edition Release10.2.0.3.0 - 64bit - LOG_BUFFERの値は正確に50M SQL> show parameter log_buffer 54926336 - 実際のRedo Bufferサイズは正確に54M SQL> show sga Total System Global Area734003200 bytes Fixed Size2075656 bytes Variable Size184550392 bytes Database Buffers490733568 bytes Redo Buffers56643584 bytes
(参考)Granuleの大きさは、環境ごとに異なり_KSMG_GRANULE_SIZEパラメータによって決定されます。
関連情報
1.SGA_TARGETパラメータ 2.log buffer space待機イベント 3.log file sync待機イベント
外部参照
1.Metalink doc #351857.1