2018.09.04
RTMで指標変更ダイアログを表示するとエラーが発生
事象
RealTime Monitor画面で指標名をクリックして、指標変更ダイアログを表示するとエラーメッセージが表示される。
対象環境
下記の条件を全て満たしている環境で同事象が発生します。
- MaxGauge for Oracleのバージョンが「2017年1月リリースバージョン(5.3.3.170104.01)」以降の環境
- Google Chromeのバージョンが「68」以降の環境
原因
Google Chromeのバージョン「68」から、画面描写(Draw)処理が変更しました。
そのため、MaxGaugeのウエブアプリケーションサーバ(PlatformJS)のJavaScriptでの処理に影響があり、RealTime Monitor画面で、指標変更ダイアログを表示する際にエラーメッセージが表示される。
※参考URL
https://chromereleases.googleblog.com/2018/07/stable-channel-update-for-desktop.html
https://developers.google.com/web/updates/2018/07/nic68</a href=”https:>
回避手順
PlatformJSの既存のJavaScriptを差し替えて、PlatformJSを再起動することで、本事象は改善します。
指定ディレクトリ「/opt/maxgauge/PlatformJS/svc/www/MAXGAUGE/Exem/chart」配下で、提供するJavaScriptに差し替えます。
- XMCanvas.js
- XMLineChart.js
- XMTxnMonitorChart.js
# 実行コマンド例 (/var/tmp/に配置したJavaScript「XMCanvas.js」に差替える場合)
[maxgauge]$ cd /opt/maxgauge/PlatformJS/svc/www/MAXGAUGE/Exem/chart
[maxgauge]$ cp -p XMCanvas.js XMCanvas.js_20180808bk
[maxgauge]$ cp /var/tmp/XMCanvas.js /opt/maxgauge/PlatformJS/svc/www/MAXGAUGE/Exem/chart/
※事象が改善しない場合、chromeブラウザのキャッシュをクリアしてください。
差替え用JavaScriptの提供について
- 本事象が発生したユーザ様は、MaxGaugeサポートまでご一報いただきますようお願いします。
- MaxGaugeサポートより、差替え用JavaScriptを提供いたします。
その他、ご不明な点がございましたら、MaxGaugeサポートまでお問い合わせください。