log file parallel write

概要

log file parallel writeイベントはLGWRプロセスに限って発生する待機イベントです。 LGWRはREDOバッファの内容をREDOログ・ファイルに記録するために必要なI/Oコールを実行した後、I/O作業が完了するまでの間にlog file parallel writeイベントで待機します。

非同期(asynchronous)I/Oを使用する環境において、1つのREDOログ・グループにログ・メンバーが2つ以上設定されている場合、parallelと記録されます。 同期(synchronous system)I/Oを使用する場合、各ログ・メンバーが順次記録されます。それに該当するイベントはLGWRプロセスが正常に動作している場合でも発生します。 待機時間が長いと判断された場合、REDOログ・ファイルが保存されているストレージの性能低下、または競合現象の発生を疑う必要があります。

log file parallel write待機はI/O関連の待機現象で取り上げたdb file parallel write待機と同類の属性を持ちます。 この2つの待機は、I/Oシステムの性能問題と密接な関係を持っています。たとえば、I/Oシステムの性能において問題点が発見されていない場合でも、 ダーティ・バッファが限界に達するとdb file parallel write待機が増加する可能性があります。 また、I/Oシステムには問題がない場合でも、REDOデータの量が大量になるとlog file parallel write待機が増加することがあります。 この場合、性能の問題は過度なトランザクションによる問題から発生するものか、それともシステムのI/O性能の問題か、判断する必要があります。 まずアプリケーションの問題から考え、その次にI/Oシステムの問題を調査することをお勧めします。

関連資料 – AsterくんがガイドするOracle Event Tour : log file parallel write

待機パラメータと待機時間

待機パラメータ

log file parallel writeイベントの待機パラメータは次のようになります。

  • P1 : file count(member count)
  • P2 : block count(red log block count)
  • P3 : IO requests

待機時間

全てのI/Oリクエストが完了するまでの所要時間を表します。非同期(asynchronous)I/Oの場合、parallelとして記録されることがありますが、これはまだ最後のI/Oが完了されていないためです。

チェックポイントとソリューション

log file parallel write待機とlog file sync待機は、両方LGWRの性能に大きく影響されるという点から、同じ方法で解決できます。 詳しい内容はlog file sync待機イベントをご参照ください。